60年ぶりの虫送り太鼓(コロナウィルスを追い払う)

 梅雨の中氏子の皆様方にはご健勝のことと存じます。来たる7月 24日 は野村島恒例の虫送りの日です。昭和30年代初めまでは大太鼓を村の有志が60数力所で虫送り太鼓をたたくのが恒例の行事でした。いまはこの風習は途絶えて、この日は桑野神社の神事 (除蝗祭)のみとなっていますが、このたび勇み太鼓保存会の方々のご協力により音にたたかれていた虫送り太鼓を復元していただきました。今はコロナウイルスの流行もあり、世界中がコロナ禍から逃れようと必死です。野村島氏子の方々も同様な思いと思います。虫送りは熱送りとも言っておりました。熱とは昔は稲作において一番の敵であったイナゴや二カメイチュウの発生によって稲が熱にあたったように黄色くなって稲穂が実らなくなるので熱 (虫)送りと言っておりました。太鼓を打ち鳴らし虫を追いやろうとして行われていた村の大事な行事であり懐かしい夏の風物詩でもありました。今でも多くの神社で虫送り神事は行われておりますが虫送り太鼓は消えて行きました。 (福光地方の一部では続けられてお ります)来たる7月24日には桑野神社で午前6時から恒例の虫送り神事を行い、雨さえ降 らなければ午前7時ごろには野村島の真ん中の中之島太子堂の前広場で虫とコロナウイルスを追い払う音ながらの虫送り太鼓をいさみ太鼓の方々のご協力を得て大太鼓をたたく予定にしております。

桑野神社氏子総代 河合睦夫
宮司 野村泰則